n64iosver. 0.9.0
iOS6.0

概要

脱獄することで、エミュレーターを使うことができるようになります。
iPhoneはiPhoneアプリしか動かすことができませんが、iPhoneアプリ以外のアプリケーションソフトをiPhoneで動かしてしまおうというのがエミュレーターです。
エミュレーターにもいろいろ種類があります。ソフト的なエミュレーターとハード的なエミュレーターがありますが、基本的にここではソフト的なエミュレーターで話を進めていきます。
DSでファミコンソフトを動かすエミュレーターもありますし、パソコンでスーパーファミコンのソフトを動かすエミュレーターもあります。
Macのウィンドウの中に、エミュレーターを使ってWindowsを動かすこともできますし、Wiiのヴァーチャルコンソールだと、Wii本体がエミュレーターと考えることができます。

iPhoneのページですから、ここではiPhoneでNINTENDO64のソフトを動かすことのできるエミュレーターを紹介します。
ここでは、私が主に使っている「n64ios」を紹介します。

インストール

リポジトリ

Cydia標準リポジトリ(ZodTTD)ですので、リポジトリ追加の必要はありません。

料金

料金は以下の通りです。

$1.99

起動方法

ホーム画面にアイコンが表示されますので、そのアイコンをタップして起動します。

使い方

エミュレーターですので、いくら起動しても、肝心のソフトがなければ意味がありません。
ソフトの入手は自己責任でお願いします。
ここからは、NINTENDO64のソフトがあるものとして進めていきます。

では、ROMファイルを、/var/mobile/Media/ROMs/N64 にコピーして下さい。
フォルダー(N64)が無ければ作って下さい。
この状態で起動すると、先ほどコピーしたソフトが一覧に表示されますので、プレイしたいゲームをタップすれば、ゲームが始まります。

Fig.1 文字化けしないファイル名

コピーの際、文字化けを避けるために、半角のファイル名が望ましいのですが、Fig.1のように文字化けの心配はないので、お好きなファイル名で結構です。

ただ、注意というか心得なのですが、エミュレーターに完全を求めてはいけません
動きが非常に遅かったり、途中で止まったり、ソフトによっては起動すらしないどころか、落ちてしまうこともあります。
何と言っても、NINTENDO64は、名前の如く、64ビット機なので、そのソフトも64ビット機用に作られています。
それをiPhoneで動かそうというのですから、実際にやってみると、NINTENDO64のゲームを扱えるという程度です。ろくに遊べません。
しかも、iPhoneでの操作のほとんどは、画面上のボタンを押すことになるので、オリジナルゲーム機のようなボタン操作なんてできません。アクション性のあるソフトはさけた方が良いですね。
ただ、n64iosになったことで、十字キーによるキャラクター移動が、iPhoneの傾きによって移動させるようになっています。
これには感動しましたね〜。
右に傾けると右に移動してくれますからね〜。
傾きだけで遊べるゲームなら良いのですが・・・
(私が試したROMだけかもしれません)

(注意)
私はiPhone4しか持っておらず、確認もiPhone4でしかできないため、このような書き方になっています。
早く、iPhone5でプレイしてみたいものですね・・・



Wiiリモコンで操作できるようにする

Fig.2 オプション

下部のメニューの「Options」をタップします。
いくつか設定項目があるのですが、WiiMoteのトグルもあります。
これで、Wiiリモコンが使えるようになります。
トグルを「オン」にしても何の変化もありませんでした。
n64iphone free」では、もう一度立ち上げるとできたのですが、何回やっても、リブートしてもできませんでした。
対応していないのに、オプションに並べるか?と考え、対応していることを前提に調べてみると、通信するためのモノがありませんでした。
これは、盲点でしたね!


Fig.3 BTstack

では、通信するモノをインストールしましょう。
Cydiaで「BTstack」を検索し、インストールして下さい。
それだけです・・・

ただ、さきほど「盲点」という言葉を使いましたが、これは、「n64iphone free」の時には一緒にインストールされていたからです。
まさか別とは思いませんでした。
当サイトで紹介している、ファミコンエミュレーター「NES A.D. Plus」や、スーパーファミコンエミュレーター「SNES A.D. Plus」では、インストール時に、「BTstack」もインストールされるので、先にこれらをインストールしていたり、他のアプリで「BTstack」がインストールされているならば、この手順は必要ありません。


Fig.4 デバイス検索

では、WiiMoteのトグルが「ON」になっていることを確認して、もう一度立ち上げてみましょう。
マルチタスクスイッチャーで落としてから立ち上げると、Fig.4の画面でWiiMoteデバイスを検索し始めます。

ここで、Wiiリモコンの「1」と「2」を同時に押して下さい。


Fig.5 接続完了

デバイスが認識されると、Wiiリモコンのランプが点滅から点灯に変わります。
これで接続完了です。
ナビゲーションバーから戻って下さい・・・と英語の案内がありますが、Wiiリモコンが認識されると、勝手にブラウズ画面に戻ります。

これで、iPhoneをおいたままWiiリモコンでゲームをすることができるはずなのですが・・・

できないぢゃん!!

まぁ、できたとしても音がブツブツなので、とても遊べるレベルではないのですが、できそうでできないのがとても嫌ですね。
私が試したROMだけならまだ良いのですが・・・

サンプル画像

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参考資料

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2012/10/18