いろいろ文字列を変更してみた

「パス一覧」には、ロック解除スライダーの文字列を変更した画像を紹介してあります。
「メッセージ」には、メール送信ボタンの文字列を「痩身」に変更した画像を紹介してあります。
iPhoneは、もともと海外製品であり、日本語に対応させるためのファイルを用意することで、日本語表示を可能にしています。
そのファイルの文字列を変更することで、実際に表示される文字列を変更することができます。

すでにやられている方も多いと思いますが、ここで紹介する方法は、iPhone内にあるファイルの内容を書き換える方法ですので、万が一に備えて、変更する前にファイルのバックアップを取っておきましょう

ネタは色々あったはずなのですが、どこかに書き留めておいた訳ではないので、思い出す度に更新しようと思います。

ロック解除画面において、「ロック解除」を変更する

「とりあえずビール」に相当しそうな、脱獄の醍醐味の1つとも言える変更ですね。
脱獄したら、ほとんどの方が1度は変更しているのではないでしょうか?

文字列ファイルが格納されているパスと文字列ファイル名は以下の通りです
/System/Library/CoreServices/SpringBoard.app/Japanese.Iproj/SpringBoard.strings


変更部分

"AWAY_LOCK_LABEL"
ロック解除スライダーに表示される文字列です。

"AWAY_LOCK_LABEL_SHORT"
iOS6では、どのシーンで使われるのか分かりませんが、一覧に残っています。

変更結果

こんな感じで表示が変更されます。

有効文字数を調べてみました。
16進数で、0〜Fまでの全角16文字を表示してみたのですが、サイズが小さくなることで全文字表示しています。

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ロック解除画面において、時計表示周りの書式を変更する

ロック解除が面には、大きな時計表示と日付表示があります。
脱獄生活が始まってから、iPhoneをより一層弄るようになったのですが、この時計部分も早期に弄りたくなる場所なのではないでしょうか?

文字列ファイルが格納されているパスと文字列ファイル名は以下の通りです
/var/mobile/Library/Caches/DateFormats.plist


変更部分

"UINoAMPMTimeFormat"
大きな時計のフォーマットを指定します。

"UIWeekdayNoYearDateFormat"
日付のフォーマットを指定します。

変更結果

とりあえず、両方とも消してみました。
もちろん背景は残っています。

時計には、「秒」を追加しました。
"H:mm:ss"

日付には「年」を追加しました。
"y年M月d日(EEEE)"

曜日の部分で遊んでみます。
"y年M月d日(E)"
"y年M月d日(EE)"
"y年M月d日(EEE)"

"E"の数が1〜3個では、同じ結果でした。

総評

今回のテストで、時計と日付を消すことができました。
背景はテーマで変更してありますので、もちろん消すこともできます。
これらを使うことで、「LockScreen Clock Hide」という脱獄アプリを使わなくてもよくなりますね。(好みですけど・・・)

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メッセージアプリの「送信中」を変更する

ちょっと思いついたおやぢギャグなのですが、「送信」と「痩身」を掛けてみました。
ダイエット中の方には持ってこいかも・・・

文字列ファイルが格納されているパスと文字列ファイル名は以下の通りです
/System/Library/PrivateFrameworks/ChatKit.framework/Japanese.Iproj/ChatKit.strings


変更部分

"SEND_TITLE"
送信ボタンに表示するテキスト
今回は、「痩身」でテストしました。

"SENDING"
送信中プログレスバーのうえに表示される文字列
今回は、「痩身中...」でテストしました。

変更結果

ボタン上のテキストは、文字数によってボタン幅が広くなります。
実用性がなくなるので、どこまで増やせるかやっていませんが、興味のある方はやってみてください。

直接的なダイエット効果はなくても、 メッセージを送れば送るほど暗示がかかって、間接的に役に立つかもしれませんね。

何チャラ効果というやつです・・・

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音量変更時の「音量」を変更する

ホントは、周囲の角丸四角形を何とかしたい所ですが・・・
とりあえず、音量変更時に表示される文字「音量」を変更してみました。

文字列ファイルが格納されているパスと文字列ファイル名は以下の通りです
/System/Library/CoreServices/SpringBoard.app/Japanese.Iproj/SpringBoard.strings


変更部分

"RINGER_VOLUME"
今回は「怨霊」でテストしました。

変更結果

「怨霊」だけあって、ボリュームを上げると後ろに誰かいるような気が増してきます。

趣味が悪いので、普段は「ボリューム」と表示させています。

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アプリアイコンの表示名を変更する

アプリによってバラバラなのですが、アプリに辿り着いたらこっちのもんです。
アプリパスの調べ方は、当サイト脱獄アプリにも紹介してある「AppInfo」で調べて下さい。
ここでは、標準アプリの「メモ」で進めます。

「メモ」の文字列ファイルが格納されているパスと文字列ファイル名は以下の通りです
/Applications/MobileNotes.app/Japanese.Iproj/InfoPlist.strings


変更部分

"CFBundleDisplayName"

1つしかないので、赤線も引きませんでした。

「マップ」もやってみたので、スクリーンショットを撮っておきました。
こちらも、"CFBundleDisplayName"です。

変更結果

「メッセージ」と「Passbook」も変更してみました。

もう少しセンスがあると良いのですが・・・

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2012/12/30