ETCを売る

ガソリンスタンドは、いくつかの業者と取引しています。
その中にETCを取り扱っている業者があるはずです。
主に、タイヤ業者がいくつかのメーカーと取引している場合が多いです。
私が知っている範囲での平均価格だと、定価の3割引で入るため、みなさんの取引業者にも問い合わせてみて下さい。
もしその価格が、周辺のカー用品店での価格と良い勝負ができるのなら、ETCを取り扱うのも良いと思います。
もちろんマージンを上乗せした価格での勝負になりますが、ここでは単純に「横流し」で売るだけのご提案ですので、上乗せしたとしても千円〜2千円の範囲かと思います。
「横流し」ですから、手間をかけずに油外に貢献できると思います。

ここで注意していただきたいのは、ETCは「機器の設置機器のセットアップで機能する」ということです。
ということは、単なる「横流し」での販売は不親切ということになります。
お客様は、「安いETC機器」を求めているのではなく、「ETCでゲートを通過できる状態」を求めているので、機器の販売だけでなく、「機器の設置とセットアップ」も提供できる環境を整えておく必要があります。
簡単なのは、「提携」です。
「設置とセットアップ」のできるところと手を結ぶことで、環境を提供することができるようになります。
提携先は、後々のことを考えると、カー用品店よりもディーラーの方がオススメです。
ただ、ETCのことだけ考えるなら、カー用品店とも手を結んでおきましょう。
どちらにしても、設置やセットアップ料金に対する「上乗せ」は考えない方が良いと思います。

できれば、設置もセットアップも自社でできれば言うことなしです。
設置は、「設置場所の決定と配線」程度なので、それこそ、素人が説明書を見ながらできなくもないのですが、問題はセットアップです。
セットアップは、「セットアップ店」になることが結構面倒です。(道路システム高度化推進機構
どうやら大きな規模が必要らしいので、いくつかの店舗を経営する特約店で、それなりの契約数を見込めそうにないのであれば、「セットアップ店」は諦めた方が良さそうです。
大人しく、既セットアップ店にお願いしましょう。

2009/05/05