SwipeNavver. 0.6
iOS6.1.2
概要
iPhoneには、ページ遷移を実現するための「ナビゲーション機能」があります。
ページ左上にあるボタンを押して、前のページに戻るというあれです。
慣れれば問題ないと思うのですが、iPhone5からディスプレイが縦長になり、これまでと違って指が届きにくくなりました。
そんな時に便利なのが、「SwipeNav」です。
このSwipeNavは、読んで字の如く、ナビゲーション機能をスワイプで実現してくれます。
iPhoneのどこで持っていても、届く範囲でスワイプすれば良いので、わざわざ左上のボタンを意識する必要が無くなります。
私がそうなのですが、比較的iPhoneの下の方を持つクセがついてしまい、iPhone5になってからナビゲーションボタンが遠く感じていたのです。
存在は知っていたものの、やっとその必要性を感じたため、導入に至りました。
使い始めるとやめられないものが、また1つ増えた気がします。
スクリーンショットも、敢えて矢印を下の方に描いてみました。
インストール
リポジトリ
Cydia標準リポジトリ(BigBoss)ですので、リポジトリ追加の必要はありません。
料金
料金は無料です。
起動方法
インストール完了後、ホーム画面にアイコンがある訳ではありません。
すでにその恩恵を受けているので、すぐに確認することができます。
使用方法
Cydiaに、"Just swipe left to right!" とあるように、まさに左から右へスワイプするだけです。
「設定」アプリなどで試してみて下さい。
設定方法
スワイプするだけかと思ったら、それなりに設定項目があります。ただ、そんなに多くはありません。
1つ1つ見ていきましょう。
Enable
スワイプによるナビゲーション機能を有効にしないと話にならないので、ここは「オン」にしましょう。
Excluded Apps
基本的に、インストールすれば機能するのですが、アプリによっては、その挙動が求めるものではない場合があります。
そんな時は、アプリを個別に指定することができます。
Override
細かい設定を適用したいアプリを指定(追加)します。
その「細かい設定」というのは、後述の「Advance」で設定しますので、後ほど・・・
Disable
スワイプによるナビゲーション機能を無効にしたいアプリを指定(追加)します。
私はマンガを読む時に、スワイプによってページめくりをするのですが、さすがにビューアー(SideBooks)は無効にしておかないと、「ページめくり」が「本の選択」に戻ってしまうため、スクリーンショットのように無効指定(追加)しています。
Force-Disable
スワイプによるナビゲーション機能を完全に無効にしたいアプリを指定(追加)します。
前述の「Disable」で無効になっていなかったら、こちらに指定(追加)して下さい。
SwipeNavによって動作が不安定になるようなアプリも、こちらに追加して完全に切り離しましょう。
その後、必ずRespringをしましょう。
Advanced
前述の「細かい設定」をここでします。
Scrollable
スイッチを「オン」にするとページ遷移が手動になり、ページが指に吸着しますので、自分でページをめくっている感覚を得られます。
私は、基本的に「オン」です。
Go forward view
ブラウザーの感覚で良いのですが、左から右へのスワイプで戻った後、右から左へのスワイプで進むことができるようになります。
これも、基本的に「オン」で良いと思います。
UITableView right Swipe
Safariのブックマークなど、UITableViewと呼ばれる表示に限定した機能ですが、リスト項目を左右どちらからスワイプしても削除ボタンが出現しますよね?
そのスワイプが、右から左へのスワイプに限定されます。
したがって、「メール」アプリのリストで、右から左へのスワイプはiOS標準の削除機能が働き、左から右へのスワイプは前ページへ移動することになります。
All right Swipe
UITableViewに限定することなく、全ての状態で、左から右へのスワイプをSwipeNavの機能に置き換えます。
All Swipe
UITableViewに限定することなく、全ての状態で、左右どちらからのスワイプでもSwipeNavの機能に置き換えます。
Sensitivity
「オフ」にすると、バージョン0.3のように動作し、「オン」にすると、バージョン0.4のように動作するそうです。
このバージョンから使い始めた私にとっては、何のことだか分かりませんが、きっと「オン」にしておいた方が良いのでしょうね。
おまけ
このSwipeNavには、SBSettingsトグルが存在します。
Cydiaで見つかりますので、SBSettingsでON/OFFを切り替えたい方は、各自導入して下さい。