Wallpaper JPEGifierver. 0.2.1
iOS6.0
概要
iOS4.2の頃、ある事件が起こりました。
「パス一覧」にもありますが、ホーム画面とロック画面それぞれの壁紙画像の拡張子が、jpgからcpbitmapに変更されたのです。
それまでは、/private/var/mobile/Library/SpringBoard/にそれぞれの壁紙画像であるHomeBackground.jpgとLockBackground.jpgが格納されていたので、ウィジェットなどでここにある画像を参照していたものでした。
そのファイルの拡張子が変更され、参照できなくなってしまったものですから、一時期大騒ぎになりました。
その騒動を解決したのが、この「Wallpaper JPEGifier」で、cpbitmapファイルからjpgファイルを生成してくれるのです。
インストール
リポジトリ
Cydia標準リポジトリ(ModMyi.com)ですので、リポジトリ追加の必要はありません。
料金
料金は無料です。
起動方法
Tweaksですので、ホーム画面にアイコンをタップして起動する訳ではなく、デバイスが立ち上がれば、その段階でシステムに組み込まれており、その恩恵を受けることができます。
使い方
「設定」から、壁紙を変更してみてください。
変更した瞬間に、cpbitmapファイルがjpegに変換されているはずです。
Fig.1 変換画像確認画面
では、変換されているか確認してみましょう。
右の画像は、iFileのスクリーンショットなのですが、/private/var/mobile/Library/SpringBoard/のファイル一覧です。
cpbitmapファイルを確認して下さい。
HomeBackground.cpbitmapからjpgファイルを生成したものが、Converted-HomeBackground.jpgです。
同様に、LockBackground.cpbitmapから生成したものが、Converted-LockBackground.jpgです。
右の画像では、どちらの壁紙もjpgファイルが生成されていることが分かります。
ここに"Converted-・・・"のファイル名がなければうまく機能していないので、もう一度壁紙を変更して確認してもできていなければ、インストールし直して下さい。
<注意>
「設定」からの壁紙設定の際、ホーム画面とロック画面の「両方に設定」すると、ロック画面の壁紙しか変換ファイルが生成されません。
ホーム画面用のcpbitmapファイルが消えてしまうので、変換しようにもできないのでしょうけれども、iOSのバグなのか、脱獄のバグなのか、このアプリのバグなのか分かりません。
ホーム画面の壁紙と、ロック画面の壁紙を同じにする場合でも、Wallpaper JPEGifier の恩恵を受けるには、それぞれ個別に設定する必要があります。
設定後は、必ず上記のようにファイルが生成されているか確認して下さい。
ウィジェットで壁紙表示ができなくなった方にはかなりの朗報ではないでしょうか?
Wallpaper JPEGifierを導入し、ウィジェットの参照ファイル名を変えるだけで復活します。
Respringの必要がありますが、壁紙変更の度にウィジェットを編集する手間がなくなります。
DarkWeaverさん、ありがとう!!
パスとファイル名
/private/var/mobile/Library/SpringBoard/ | |
変換後のホーム画面用の背景画像名: | Converted-HomeBackground.jpg |
変換後のロック画面用の背景画像名: | Converted-LockBackground.jpg |