MagicDotsver. 1.6-8
iOS9.0.2

概要

iPhoneのホーム画面は複数ページ持つことができます。
現在見ているページがどこなのかを教えてくれるのが「ページドットアイコン」です。ドックに並ぶアイコンの真上にある小さい点がそうです。
ドットが濃く表示されることで、現在のページを示します。
これは以前から採用されているデザインですが、見慣れすぎてしまいました。

そんなページドットですが、脱獄しているからこそ変更したくなるのが脱獄犯の性というもの。
そこで登場するのが、「MagicDots」というtweakで、ドットの色や形、大きさなどをいろいろ変更することができるようになります。
私にとっては、自作画像で置き換えできることが最大のメリットですね。

インストール

リポジトリ

Cydia標準リポジトリ(ModMyi)ですので、リポジトリ追加の必要はありません。

料金

料金は無料です。

変更方法

設定からMagicDotsをタップすると、MagicDotsの設定画面が表示されます。

Color Dots
ページドットの色を変更します。

Shape Dots
ページドットの形や配置を変更します。

Extras
追加機能がいろいろあります。

Image Dots
画像によるドット表示にします。



設定変更を反映するには、この画面に戻って、右上にあるSaveボタンを押してRespringしましょう。
押す前に、以下の部分を確認してみましょう。

何気にプレビューが表示されています。

Color Dots

ドットの色を変更できますが、どんなドットにするのか変更することもできます。


PICK THE COLOR
以下のドットの色を選択します。
「Indicator」・・・現在のページを示します。
「Pages」・・・・・ページの存在を示します。
それぞれ選択すると色選択画面になります。

画面上部では、タップによりダイレクトに色を選択できます。
画面下部では、スライダーにより色を選択できます。
スライダーのRGBは、それぞれ赤緑青であり、Aは透過率です。
選択した色は、画面中央に表示されます。

さらに、画面右上のをタップすることで、カラーコードの入力ができます。


これら3つの方法で、色を選択することができます。

色を選択したら、ドットスタイルを選択しましょう。
スタイルを選択しないと、色を選択しても反映されません。
スタイルは、以下の3種類あります。

Default Dots

単純に、初期ドットに色を付けたスタイルです。

Ringed Dots

リング状ドットに、現在ページを塗りつぶすスタイルです。

Bar Dots

バー状のスタイルです。

スタイルの選択は、チェックではなくスイッチになっています。
スイッチですので複数選択できるのですが、表示されるのは1種類だけです。
そこで、選択の組み合わせによって、何が表示されるのか優先順位を調べてみました。
以下は、その結果です。
Default < Bar Dots < Ringed Dots

リング状が最優先で表示されます。

Shape Dots

ドットの大きさや角丸半径を設定します。
ここで、ドットの間隔も指定できます。

<注意>
Color Dotsでの色指定が反映されますが、スタイルの指定がないと、デフォルトドットでの適用になります。

<注意>
ここで指定する数値は、どれも基本値です。
Retinaディスプレイ搭載のiPhoneは、値の2倍が実際のサイズになります。
5.5インチディスプレイ搭載のiPhoneは、値の3倍が実際のサイズになります。

Enable
ここでの指定を有効にするためのスイッチです。

DOTS RADIUS
ドットの角丸半径を指定します。
この半径が0だと、見事に四角形になります。
ドットの幅や高さに対して、この半径が大きすぎると、面白い結果になります。
正円にするには、幅と高さを同じにし、半径をその半分にします。

SPACE BETWEEN DOTS
ドットの間隔を指定します。
間隔と言っても、ドット間の幅ではなく、ドットの中心間隔です。
ドットの左端からドットの左端と理解しても同じです。

DOTS WIDTH
ドットの幅を指定します。

DOTS HEIGHT
ドットの高さを指定します。

サンプル1

角丸半径: 3.5
中心間隔:16.0
ドット幅: 7.0
ドット高: 7.0

以上の指定で、こんな感じになりました。
スタイル:なし


スタイル:Default Dots / Bar Dots


スタイル:Ringed Dots


この設定が、デフォルトの大きさです。
スタイルを指定すると、虫メガネがなくなるんですね。
当然、スポットライト検索画面は出てきません。

サンプル2

角丸半径: 3.5
中心間隔:24.0
ドット幅:14.0
ドット高:14.0

以上の指定で、こんな感じになりました。
スタイル:なし


スタイル:Default Dots / Bar Dots


スタイル:Ringed Dots


リング状は、強制的に円形になるみたいですね。

サンプル3

角丸半径: 0.0
中心間隔:40.0
ドット幅:40.0
ドット高:12.0

以上の指定で、こんな感じになりました。
スタイル:なし


スタイル:Default Dots / Bar Dots


スタイル:Ringed Dots


間隔は、虫メガネにも適用されるんですね。

Extras

追加機能がいろいろあります。

Move SB Dots UP

ドットを上に移動させることができます。
適用するには、スイッチをオンにし、スライダーで数値を指定します。

スライダー値を -10.0 で試してみると、こんな感じになりました。




画面下方向がプラスですので、上方向に移動させる値はマイナスになります。
iPhone6Plusでの確認ですが、ピッタリ30ピクセル移動していました。



Page Count

強制的にページ数を設定します。
実ページの有無に関係なく、ドットが表示されます。
スライダー値では、小数での指定もできますが、小数点以下切り捨ての整数が採用されます。

スライダー値を 6.9 で試してみると、こんな感じになりました。

個人的には、あまり実用性を感じない機能ですね。



USE LEFT SPOTLIGHT 9.X

スタイルを適用することによって無効になってしまった検索ページを有効にします。
虫メガネが出てくるわけではありませんが、0ページを示すドットが出現します。

何とかして、虫メガネにできなかったのでしょうか・・・

SHOW "SINGLE PAGE DOT"

1ページしかない場合は表示されないページドットを、1ページしかない場合でも表示させることができます。

スクリーンショットを撮るために、アプリを消すことはできないため、フォルダーで確認しました。



FOLDER DOTS AT TOP

本来、フォルダー内下部に表示されるドットを、フォルダーの上に表示させます。

1ページでもドットを表示させておいたので、ちょうど良かったです。



SHADOW DOTS

ドットに影を付けることができます。




悪くないですね。



VERTICL SB DOTS

本来横並びのドットを、縦並びにします。
ホーム画面では、一瞬縦並びになったものの、すぐに横並びになってしまったので、フォルダーでの表示を紹介します。

中央ではなく、右でも左でも良いので、端に寄せて欲しいですね。

Image Dots

画像によるドット表示を有効にします。
個人的には、この機能が目的といって良いほどです。

特徴を活かした画像が用意されていると思います。

作ってみた

以前、ページドットのテーマでパックマンを作っていました。

iOS7からのデザイン変更により、半ば諦めていたテーマなのですが、Anemoneと出会ったことで、もう一度パックマンを作ってみようと思った訳です。
試してみた結果は、こんな感じです。

この結果を受けて、MagicDots用のテーマを作ることになったのです。
虫メガネ部分の「赤ベエ」が残念なことになってしまいますが、@3x用の画像を作り直し適用させてみました。
結果はこんな感じです。

画像の上下が反転されることに注意しましょう。


今回のテストテーマをこちらで配布しています
boke_magicdots_pacman.zip のダウンロード
思ったよりも画像が大きくなってしまったので、「Extras」でドットを上に移動しました。
移動量が「-5」だと、スクリーンショットのようになります。



参考資料

当サイトの更新状況を、アラートで表示するかどうかの設定をします。


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