Winterboardのメモリ消費量を調べてみた

「Winterboardはとにかくメモリを喰うから使いたくない」という方がartworkファイルを書き換えようとするのですが、では、どれくらいメモリを消費するのか確認してみました。
iOS5を導入するにあたって、iPhone4でやれなかったことを極力取り入れるようにしており、Winterboardのメモリ消費もその中の1つでした。
メモリの確認にはメモリ管理のアプリも考えたのですが、当サイトでも紹介していることと、小さい画像で紹介できることから、StatusBarCustomClock4によるメモリ表示で確認しました。
したがって、脱獄後にStatusBarCustomClock4をインストールしてからの確認となります。


Winterboardインストール直前

とにかく、StatusBarCustomClock4だけをインストールし、他のアプリを全て落とし、Respringして表示した画面です。
Winterboardインストール直前では、314Mとなっております。

Winterboardインストール直後

Winterboardをインストールし、インストールのために起動したCydiaを落とし、Respringして表示した画面です。
Winterboardインストール直後では、336Mとなっております。
フリーメモリが増えてる〜

どうして増えてしまったのか分からないので、もう一度Respringしてみました。
356Mになりました。
さらに増えてしまったので、余計に分からなくなりました。

考えてもよく分からないので、リブートしました。
324Mに減りました。
減ったと言っても、Winterboardインストール前のフリーメモリを下回っていませんね。

テーマ適用後

実際にWinterboardを機能させてみました。
自作した3G通信信号強度と、やたらファイル数の多いGlasklart(40MB弱)を適用したホーム画面です。
ここでは、333Mとなっております。
テーマを適用しても、Winterboardインストール前のフリーメモリを下回ることはありませんでした。

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考察

「どれくらい減るのか?」を調べるために始めたのですが、まさか増えるとは思っていなかったので、どのように考えて良いのか分かりません。
Winterboard内に、最適化などの機能があるのでしょうか?
そもそも、この検証のやり方が間違っているのでしょうか?

今思うと、iOS4の時にもやっておくべきでしたね。

また復元して、機会があれば、もっとマシなやり方で検証しようと思います。
そのときまでに考えておかないとね・・・

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2011/12/10

その後

iOS5.1.1にバージョンアップしたのを機に、再検証してみました。
基本的に同じやり方です。


Winterboardインストール前

前回と同様、脱獄後StatusBarCustomClock4だけをインストールし、他のアプリを全て落とし、リブートして表示した画面です。
リブートして立ち上がってすぐではなく、5分ほど空きメモリの安定を確認してからの撮影です。
しかも、5回ほどリブートして空きメモリの安定を確認しております。
キャリア変更すらしておらず、SoftBankのままで申し訳ないのですが、320Mをスタートとしましょう。

Winterboardインストール後

Winterboardをインストールすると、自動でリブートしたのですが、条件を同じにするため、インストールのために起動したCydiaを落とし、リブートして空きメモリが安定してから撮影した画面です。
こちらも5回リブートして、空きメモリの安定を確認しました。
Winterboardインストール後では、328Mとなっております。
増えましたねぇ〜

テーマ適用後

Winterboardでテーマを適用させてみました。
時間が飛んでいますが、子供と一緒に昼寝してしまっただけなので、気にしないで下さい。
前回と同様に、やたらファイル数の多いテーマであるGlasklartHD(40MB弱)を適用したホーム画面ですが、こちらもリブートして安定してから撮影しました。
当然、リブートとメモリの安定確認は5回やっております。
なんと、335Mとなってしまいました。
もっと増えてしまいましたねぇ・・・

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感想

前回とは違う方法で比べたかったのですが、アイデアがなかったため、前回の精度を上げることにしました。
にもかかわらず、空きメモリは増えてしまいました。
リブート直後は軽く360Mを超えるので、しばらく放っておくことで空きメモリの時間的変化がなくなる頃合いを見計らって測定したのですが、どうして増えてしまうのでしょうか・・・

同じ方法で検証するのも重要ですが、違う方法で検証する必要もありますね。
次回は、次期iPhoneになるかもしれませんが、今度こそ違うやり方を考えておかないとね・・・

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2012/06/03