パソコンやゲーム機などで
CDやDVDが読めなくなった
症状
初めはCDコンポのCDが読めなくなった。
電器屋に聞くと、ディスクを読み取るレンズが汚れてしまい読み取れなくなったため交換が必要とのこと。
それ以来CDはパソコンを使ってたし、コンポはアンプとして使うようになったので、特に不自由はなかった。
その後パソコンのCDドライブでも読み取れなくなったが、ドライブ自体を交換することで性能も上がり、 当然不自由はなかった。
ところがプレステまで読まなくなってしまい、「買い替え」か「修理」か悩むことになってしまった。
読まなくなった状態はすべて同じで以下の通りである。
・ディスクを挿入するとディスクの回転する音が聞こえる。
・やたらと時間がかかる
・ディスクが排出される
原因を探る
原因は電器屋で聞いた通り「レンズ汚れ」であろう。
対策
問題は「如何にレンズに辿り着くか」である。
Fig.1 取り外したドライブ
とりあえずパソコン本体からCDドライブを取り外してみる。(Fig.1)
今回はパソコンのCDドライブで試してみるが、ゲーム機やHDDレコーダーのDVDドライブもほとんどユニットとなっているため、ドライブの外し方は省略させていただく。
Fig.2 ネジと封印
外せそうなのは背面のネジしか見当たらないのでこのネジを6コ外してみる。(Fig.2)
ただ、写真右下のシールに注意してもらいたい。
シールにはこのように記されている。
"Warranty Void If Seal Broken"
つまり、「この封印が破られますと・・・」
「ええ、分かっています。出港時に莫大な賠償金が請求されるんですよね」
Fig.3 カバーを外した
・・・とまぁこんな感じなので自己責任でお願いします。
ネジを外し、また裏返し、前面パネルを少し傾けながらカバーを外した。(Fig.3)
ドライブ本体中央にレンズらしきものが見える。
Fig.4 レンズ
まさにこれが目的とするレンズである。(Fig.4)
これをキレイにすれば良いのである。
その際、家庭用中性洗剤ではなく、アルコールを使用したいところであるが、ない場合は何でも良いのでキズをつけず、油分も残さないようにキレイにしてください。
カバーをキチンと戻し、パソコン本体に取り付ける。
これでまたディスクを読み取るようになるとは断言できないし、保証もできないが、私が作業した何台かはすべてディスクを読み取るようになったのも事実である。
経年劣化であるレンズ汚れに対して、レンズクリーナーを使用するのではなく直接キレイにするという方法で、私は個人的に妙な自信がついた。スペックの高いドライブや金額の高いPS3などの購入も、「レンズ汚れで買い替え」という心配は私にはない。
まとめ
これまで、メディアを読めなくなったデバイスは交換していたのですが、その全てが勿体ないと思いました。
これまで去っていったデバイス達に、この方法を試していないのですから・・・
そう思うくらい、有効な方法ですね。
私の成功率は、未だ100%!!
かかった時間 |
30分くらい |
使った工具 |
プラスドライバー |
かかった費用 |
0円 |
ページトップへ
2008/12/23