東芝製 HDD & DVD ビデオレコーダーが
電源を入れても正常起動しなくなった
症状
Fig.1 RD-XS57
確かにそろそろ容量に限界を感じていたのだが、残り時間をチェックしながらコマメに消しながら使っていたある日、仕事から帰ると家の中の雰囲気が違う。落ち着いて見渡してみるといくつかの電化製品の表示部が点滅していることに気付いた。謎はすぐに解けた。
「停電」したのだ!
昔と違い、今の電化製品は時計もリセットされず何事もなかったかのように動くのがほとんどであり、今回の東芝RD-XS57(Fig.1)も例外ではないと思っていた。
ところが、点滅はしていなかったので気付くのに時間がかかったのだが、エラーの表示が出ていた。「ER7061」と出ている。
原因を探る
調べてみると「ER7061」はHDD認識不良とのこと。
したがって、単純にケーブルの接触不良か、HDD自体が死んだか、どちらかが原因であろう。
対策
とにかく開けてみないことには始まらないということでカバーを外してみた。(Fig.2)
Fig.2 カバーを外した
Fig.3 目的のHDD
見渡してみると、中央手前にDVDドライブがあり、その右側に目的のHDDがある。(Fig.3)
HDDの奥は電源部、その左側は端子部、手前の左側は処理部であろう。
まずはケーブルを挿し直してみる。
しかし、そんな作業すらやりにくいためHDDを外すことにした。
両脇にネジが2つずつあるので、これを外してHDDを動かすのだが、ケーブルがあるため慎重にHDDを引き出す。
端子は緩んでなさそうだったが、念のため一度外して挿し直してみた。
電源を入れて起動を待つ。
RDのタイトルが流れ、そしてエラー表示・・・
状態が変わらないということは、原因がケーブルではなく、HDD自体ということになる。
私はパソコンの自作もやっているため、HDDの種類や容量はすぐに分かったのだが、HDDが原因と思いたくなかったことと、買いに行く時間とお金が勿体ないと思ったので、手持ちのHDDでの換装を試すことにした。
ブラケットやケーブルなど、HDDに付いているものはすべて同じように付け替えれば換装完了である。
電源を入れて起動を待つ間、画面よりも表示窓に目が行く。
エラーが出ない!
HDDだったのか?と思いながら使っているが、その後一度もエラーが出ていない。
不本意ながらこれで解決という形になってしまった・・・
まとめ
今回は、結果的にHDDが原因であったと思わざるを得ません。
HDDを交換する前に違う新品ケーブルでつなぎ直したらどうだったのか?という疑問も残るが、手持ちの材料で済んだので良しとしておきます。
手持ちのHDDがなければ当然HDDを購入しなければなりませんが、IDE接続で250GBのHDDでも1万円程度で収まります。
かかった時間 |
1時間くらい |
使った工具 |
プラスドライバー |
かかった費用 |
0円(新品購入すれば1万円くらい) |
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2008/12/23